Top > 損切り

買った値段よりも安くなったとき、思い切って売ること。
大きな損をしないために重要なことで、売買ルールの中に必ず入れておいた方がいい。

売ったときよりさらに下がった場合は、売らなかった場合よりも実質的に得をしたことになる。

また、売った値段よりも下がったときに買えば、売った値段に戻っても利益が得られる。

例えば、

  1. 1000円で買った株が700円になったので「損切り」したとする。
  2. その株がさらに下がり、300円になったところで、買い戻したとする。

そうすると、同じ株を持っている状況として考えれば、損切りしたことで400円分得していることになる。損切りしていなければ、400円損していたけど、と言う意味で。 そしてもしこの株が700円に戻って売った(利確)としたら、400円分得をしたことになる。これは1000円で買ったのを700円で売ったときの損(300円)よりも得をしているので、トータル100円の利益となる。

こういう意味でうまく損切りができると消極的だけど得をする。

こういうやり方に似たことで、株価が下がるのにあわせてその株を買い増して行く(持っている株の購入価格の平均を下げる)ことを「ナンピン」という。この場合上がれば利益を得られるが、下がり続けると目も当てられない。 持ち金が無くなるまで繰り返し、もしもその会社が倒産なんてことになったら本当に財産がなくなってしまう。

理想的には、損切り、買い増しが良いのだけれどそううまくいかない。とにかくうまくいかない。

逆にいくら下がっても売ったり倒産したりしなければ損は確定しないので、上がるまでひたすら待つと言う手もある。


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Last-modified: Sat, 30 Jun 2018 01:52:56 JST (2089d)